矯正治療は「医療」です
当院では、不正咬合(歯並びや噛み合わせが悪い状態)は病気の原因となりうる可能性もあり、矯正治療はそれを予防および治療だというスタンスで行っています。
多くの方が「歯並びが悪い=見た目・印象が悪い」というイメージのみを持たれていますが、見た目以上に問題となるのは、悪い歯並びによって歯の隙間や凸凹の部分などの歯磨きしにくい場所が多くなり、特定の部分に汚れが溜まりやすくなって虫歯や歯周病、口臭などのリスクが上がる点です。また、噛み合わせが乱れていると呼吸や咀嚼といった口腔内のことだけに留まらず、姿勢の悪さや頭痛・腰痛、肩こりの要因の一つになるなど全身の健康に大きな影響を与えます。矯正治療はある程度の費用と短くはない治療期間が必要となりますが、長い目で見れば患者さまのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に寄与する大切な治療です。
当院は、育成・更生医療機関であり
顎変形症に対する外科矯正保健医療機関です。
院長よりごあいさつ
矯正の必要性を感じ、ある程度の費用と
短くはない治療期間を覚悟して矯正治療を選択してくれた
患者さまに対して、当院は誠心誠意お応えします。
矯正歯科治療は登山に喩えるとイメージしやすくなります。
登山の目的地(治療目標)を設定して、どのような装備(治療装置)でどのルートを通るのかを決め(治療計画)、今何合目まで登ってきたか(治療経過)についてその都度詳しくお伝えしながら、ガイドである主治医が患者さま本人および保護者の方としっかりとコミュニケーションを取り、二人三脚でゴールを目指していきます。
当院では、大きな山に挑もうとしている患者さまや保護者の方の不安を取り除き、山頂の美しい景色を一緒に眺められるように診療に力を注いでいます。
歯学博士 犬束 信一